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- 2025.11.04
- Kentaro Kumon “Smoke and Steam”

会期: 2025年11月13日(木)ー 12月8日(月) 11:00-18:00(定休日: 火・水)
アーティスト・トーク: 11⽉24⽇(祝・月)18:30-20:00_ 開場18:00
会場: THE BOOK END 〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング302
Website: https://the-book-end.com/概要:
写真家・公文健太郎の写真展を《THE BOOK END》(神戸)で開催します。大学一年生の時に父から譲り受けた「OLYMPUS PEN FT」は、望んでいたものとはまるで違う、ミラーをボンドでくっ付けるくらいの使い古されたオンボロカメラ。父にカメラの使い方を教わりシャッターを押してみると、そんなカメラでも目の前の光景がしっかりと写真に写った。「煙と水蒸気」と題した本展では、2023年の1年間をかけてこのカメラで撮影した膨大な写真に加え、未発表の新作から厳選した作品を展示、販売。東京で発表した2024年のRoll(飯田橋)、2025年6月のLAG(外苑前)とは異なる構成となります。初めてシャッターを切った日から25年。写真を生業にするきっかけとなったカメラで撮影した本作は、唯一の父と唯一のカメラの結託によって、彼と写真を未来に誘(いざな)った軌跡なのかもしれません。本展に併せ、同タイトルの写真集(在庫僅か)を販売します。
『何十年も前に父が同じカメラのファインダー(窓)で切り抜いた風景と、僕が切り抜いた風景がどこか似通っていることが嬉しかった。まるでこの1年の写真は、父の目を借りて撮ってきたのか?と思えるほどであった』 ––– 公文健太郎(写真集『煙と水蒸気』より一部抜粋)
《アーティスト・トーク開催のお知らせ(インスタライブ配信あり)》
写真家の公文健太郎と本展キュレーターの藤木洋介をお招きし、本展を紐解いていきます。
⽇時: 11⽉24⽇(祝・月)18:30ー20:00 開場18:00 /配信:THE BOOK END Instagram@thebookend.kobe
会場: THE BOOK END /定員: 25名様(着席)/参加費: 1,500円
登壇: 公文健太郎(写真家)、藤木洋介(キュレーター)、川田 修(THE BOOK END)※BOOK AND SONSオンラインストアより要予約(11月1日 12:00より予約開始)
予約ページ:https://store.bookandsons.com/?pid=179682651《写真集販売のお知らせ》
タイトル: 煙と水蒸気
著者: 公文健太郎
編集: 藤木洋介
翻訳: ロバート・ツェツシェ
デザイン: 宮添浩司
発行: COO BOOKS
定価:8,000円(税別)*オリジナルプリント付
印刷・製本: LIVE ART BOOKSプロフィール:
公文健太郎(くもん・けんたろう)
写真家。1981年生まれ。ルポルタージュ、ポートレートを中心に雑誌、書籍、広告で幅広く活動。同時に「人と自然の接点」をテーマに主に一次産業の現場を取材。日本全国の農風景を撮影した『耕す人』、川と人のつながりを考える『暦川』、半島を旅し日本の風土と暮らしを撮った『光の地形』、瀬戸内の島に起こる過疎化をテーマにした『NEMURUSHIMA』などを発表。最新作として父との関係性を通して一年間をかけて撮影したスナップ写真集『煙と水蒸気』がある。2012年『ゴマの洋品店』で日本写真協会賞新人賞受賞。2024年日本写真協会賞作家賞受賞。 http://www.k-kumon.net- 2025.10.02
- 立木義浩 写真展 「禍福は糾える縄の如し」

会期:
銀座2025年10月14日(火)〜 25日(土)10:30-18:30<休館: 日・月・祝>
大阪2025年11月25日(火)〜 12月6日(土)10:00-18:00<休館: 日・月・祝>会場:
キヤノンギャラリー銀座(入場無料)
〒104-0061 東京都中央区銀座3-9-7 トレランス銀座ビルディング1F
TEL. 0570-03-7682キヤノンギャラリー大阪(入場無料)
〒530-0005 大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1F
TEL. 0570-04-7850内容:
立木義浩は、60年代から現在にかけて国内外の様々な場所に足を運び、精力的に写真撮影と発表を続けている日本を代表する写真家の一人です。『禍福は糾える縄の如し』と題した本展では、今年の6月と8月に訪れた東北地方(石巻、女川、気仙沼など)で撮影した撮り下ろしの新作から厳選し、未発表の過去作と併せ展示します。また、会期中にはゲストをお招きしたトークイベントを開催します。『禍福は糾える縄の如し』は、中国の「史記・南越伝」の一節、「因禍為福、成敗之転、譬若糾纏」を由来とした故事成語が発展した言葉で、「災禍」と「幸福」は捻り合わせた縄のように表裏一体であることを指しています。本作で発表する一枚一枚の写真は、日々そこに暮らす人々や動植物、美しい風景や力が漲る祭事など、その生き生きとした一瞬一瞬が立木義浩の独自の視点によって描写されていますが、それらはまるで強く捻り合わせた縄のように過去と現在を一つに絡ませることによって現れてくる光景のようです。立木義浩は一体何を写しているのか?立木義浩の最新展にどうぞご期待ください。
『 写真も人も「正邪美醜」』
その双方を兼ねて
初めて人になり写真になる。 』 ── 立木義浩〈トークイベント〉
①銀座
日時: 10月18日(土)14:00−15:00
登壇: 立木義浩(写真家)× 池谷修一(編集者)②大阪
日時: 11月29日(土)14:00−15:00
登壇: 立木義浩(写真家)× 町口 景(グラフィックデザイナー)プロフィール:
立木義浩(たつき・よしひろ)
1937年10月徳島市生まれ。東京写真短大(現・東京工芸大学)技術科卒。カメラ毎日に掲載された「舌出し天使」などで1965年に日本写真批評家協会新人賞を受賞。1969年フリーに。2010年、日本写真協会賞作家賞受賞。2014年、文化庁長官表彰。主な作品に「私生活 加賀まりこ」(毎日新聞社)、「家族の肖像」(文藝春秋)、「東寺」(集英社)などがある。- 2025.08.14
- 公文健太郎「野を歩く、私を知る」

公文健太郎(1981―)は、今年写真の町40 周年を迎えた東川町の写真の町事業の一つである「写真甲子園」の審査委員を務めた以降も、撮影のため東川町を度々訪れる中で町民と親交を深め、町と強いつながりを持つ写真家です。
本展のタイトル《野を歩く、私を知る》は、「僕が出会って(歩いて)きた人と風景を写真に撮ることによって知ったのは、僕自身のことでした」という彼の言葉から付けられています。本展では東川町の暮らしに切り離せない「農」をはじめとし、日本の原風景を撮影し続けている公文健太郎の「野」となる作品を中心に展示します。この写真展が鑑賞者一人一人の「私(あなた)を知る」ことにつながり、今一度「私」に問いを立ててみる機会となれば幸いです。『カメラを手にたくさんの場所を歩いてきました。初めは遠く海の向こうから始まりましたが、いつのまにか自分の足元を見つめるようになりました。撮っているものはずっと変わっていません。食べるものが育まれる農の風景、土地に根ざした人々の暮らしです。僕はどんな場所に生まれ、何に生かされているのか。野を歩き、いつも考えています。 ── 公文健太郎
「野を歩く、私を知る」 − In the Fields, I Discover Who I Am
[会場]東川町文化ギャラリー(第1~4展示室)
[会期]2025年9月16(火)ー10月5日(日)
[開館時間]10:00–17:00
[休館日]会期中無休
[観覧料]500円(中学生以下無料)
[主催]写真文化首都 北海道「写真の町」東川町
[協賛]LIVE ART BOOKS
[ゲスト・キュレーター]藤木洋介(Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.)[トークイベント]
いずれも参加費無料、観覧料のみでお楽しみいただけます。アーティスト・トーク Vol.1「野を歩く」
9月20日(土) 15 : 00 -16 : 30
[登壇者]クリス智子(ラジオパーソナリティ)× 公文健太郎(写真家)
農業のある風景を歩いてきたことを振り返りながら、食や暮らしについてお話しします。アーティスト・トーク Vol. 2「私を知る」
9月21日(日) 10 : 00 -11 : 30
[登壇者]小髙美穂(キュレーター)× 公文健太郎(写真家)
本展を読み解きながら、写真を撮ること、鑑賞することについてお話しします。アーティスト・トーク Vol. 3「写真を撮る」
10月4日(土) 14 : 00 -15 : 30
[登壇者]萬田康文(写真家/東カワウソ)× 公文健太郎(写真家)
[司会]畠田大詩(編集者)
写真を通して世界を知ることが、”私を知る”ことに繋がっていく。本展の写真を題材にしながら、写真の普遍的な価値について、二人の写真家の目線から語ります。公⽂健太郎(くもん・けんたろう)
写真家。1981年⽣まれ。ルポルタージュ、ポートレートを中⼼に雑誌、書籍、広告で幅広く活動。同時に「⼈と⾃然の接点」をテーマに主に⼀次産業の現場を取材。⽇本全国の農⾵景を撮影した『耕す⼈』、川と⼈のつながりを考える『暦川』、半島を旅し⽇本の⾵⼟と暮らしを撮った『光の地形』、瀬⼾内の島に起こる過疎化をテーマにした『NEMURUSHIMA』などを発表。最新作として⽗との関係性を通して⼀年間をかけて撮影したスナップ写真集『煙と⽔蒸気』がある。2012年『ゴマの洋品店』で⽇本写真協会賞新⼈賞受賞。2024年⽇本写真協会賞作家賞受賞。https://www.k-kumon.net- 2025.05.27
- Kentaro Kumon “Smoke and Steam” The traveling exhibition

会期: 2025 年6月27日(金) − 7月19日(土)13:00 – 19:00(定休日: 日、月、祝日)
会場: LAG(LIVE ART GALLERY)/ 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 2-4-11 Daiwa 神宮前ビル 1F
Opening Reception: 6月27日(金)18:00–20:00
Website: https://www.live-art-books.jp/lag/
内容:
写真家・公文 健太郎の写真展『煙と水蒸気』をLAGにて開催いたします。大学一年生の時に父から譲り受けた「OLYMPUS PEN FT」は、望んでいたものとはまるで違う、ミラーをボンドでくっ付けるくらいの使い古されたオンボロカメラ。写真を撮ったことがない彼が、父にカメラの使い方を教わりシャッターを押してみると、そんなカメラでも目の前の光景がしっかりと写真に写った。『煙と水蒸気』と題した本展では、2023 年の 1 年間をかけてこのカメラで撮影した膨大な写真の中から厳選し展示、販売。2024 年にRoll(飯田橋)で開催した同展とは異なる構成となります。初めてシャッターを切った日から 25 年。写真を生業にするきっかけとなったカメラで撮影した本作は、唯一の父と唯一のカメラの結託によって、彼と写真を未来に誘 (いざな)った軌跡なのかもしれません。本展に併せ、同タイトルの写真集(初版在庫僅か)を販売いたします。また、会期中にはアーティスト・トークを開催します。どうぞご期待ください。
「 何十年も前に父が同じカメラのファインダ ー(窓)で切り抜いた風景と、僕が切り抜いた風景がどこか似通っていることが嬉しかった。まるでこの1年の写真は、父の目を借りて撮ってきたのか?と思えるほどであった 」 ––– 公文 健太郎(写真集「煙と水蒸気」より一部抜粋)
写真集:
『煙と水蒸気』| 2024 年 11 月 4 日 初版発行
著者: 公文 健太郎
翻訳: ロバート・ツェツシェ
デザイン: 宮添 浩司
編集: 藤木 洋介(Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.)
発行: COO BOOKS
印刷・製本: LIVE ART BOOKS
本体価格: 8,800 円(税込) *オリジナルプリント付アーティスト・トーク Vol.1
登壇者: 平松 麻(画家)× 公文健太郎(写真家)
司会: 藤木洋介(本展キュレーター)
日時: 6 月 28 日(土) 15:00-16:30
会場: LAG(LIVE ART GALLERY)ACCESSアーティスト・トーク Vol.2
登壇者: 潮田登久子(写真家) × 公文健太郎(写真家)
司会: 藤木洋介(本展キュレーター)
日時: 7 月 12 日(土) 15:00-16:30
会場:LAG(LIVE ART GALLERY)ACCESS*アーティスト・トークのお申し込みは両日ともこちらから
*定員制(予約制) 入場料: 1,000 円 / 定員 40 名
*書籍『煙と水蒸気』を会場にてご購入頂いた方は入場無料となります。プロフィール:
公文健太郎 / Kentaro Kumon
写真家。1981 年生まれ。ルポルタージュ、ポートレートを中心に雑誌、書籍、広告で幅広く活動。同時に「人と自然の接点」をテーマに主に一次産業の現場を取材。日本全国の農風景を撮影した『耕す人』、川と人のつながりを考える『暦川』、半島を旅し日本の風土と暮らしを撮った『光の地形』、瀬戸内の島に起こる過疎化をテーマにした『NEMURUSHIMA』などを発表。最新作として父との関係性を通して一年間をかけて撮影したスナップ写真集『煙と水蒸気』がある。2012 年『ゴマの洋品店』で日本写真協会賞新人賞受賞。2024年日本写真協会賞作家賞受賞。 http://www.k-kumon.net本展キュレーター:藤木洋介(Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.)
- 2025.05.15
- 雑誌『COMMERCIAL PHOTO 6月号』インタビュー

雑誌『COMMERCIAL PHOTO』6月号の連載企画「フォトグラファー生存戦略」で、キュレーターの藤木洋介が黒田明臣さんにインタビューを受けています。
フォトグラファー生存戦略
Vol.27 藤木洋介 × 黒田明臣『大事なのは、本質的であるか、人の役に立っているか。』COMMERCIAL PHOTO
https://www.genkosha.co.jp/cp/- 2025.02.04
- ten “Love Letter” ― I’ll meet you with a load of flowers.

会期: 2025年2月21日(金)〜 3月7日(金)9:00ー22:00(会期中無休)
場所: 代官山 蔦屋書店 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17-5 代官山 蔦屋書店 2号館1階 アートフロア
TEL: 03-3770-2525
WEBSITE: https://store.tsite.jp/daikanyama/event/art/45426-1547340201.html内容:
代官山 蔦屋書店にて、神楽坂にある小さな花屋「てん」が昨年末に刊行した本“Love Letter”のポップアップを開催します。今年18年目を迎える「てん」。日々様々な依頼を受けては早朝の市場に無数に並んだ花を自らの目で一本一本選び、たくさんの人に届け続けてきました。毎日の仕事に夢中だからこそ後ろを振り返ってこなかった「てん」が、今日までに自分たちを支えてくれた大切な人に向けて、これから出会う人たちに向けて、そして自分たちにも向けて作った本(束)がこの“Love Letter”です。会期中には「てん」による花束の販売に加え、音楽家のaccobinをお招きしてトーク&スペシャルライブを行います。ぜひこの機会にご来場いただけると幸いです。「濃厚な時間を共にし、友達でも家族でもある一方で、彼女の表現と音楽が私たちを“Love Letter”へと向かわせてくれたように思う。この本が出来て初めて彼女の正面で花屋として立ち、正式にこの“Love Letter”を渡したいと思います」 −てん
「tenとは10年以上を共に過ごし、10ヶ国以上を共に旅してきた。家族、友達、ライバル、そのどれにも当てはまり、どれとも明言し難い、不思議な関係。そんなtenの花は、クラシックとオルタナティブ、両方の音がする。伝統と革新を愛で束ねた彼らのラブレターが、たくさんの人に届きますように」 − accobin
【フラワーショップ】
てんによる花束の販売会を行います。季節の花を多数取り揃えてお待ちしています。
日時: 3月1日(土)・ 2日(日)11:00-21:00(2日間限定)
会場: 代官山 蔦屋書店2号館1階 アートフロア
*会場で書籍“Love Letter”をご購入のお客様は、特別な花束をご用意いたします。【トークショー&スペシャルライブ】
長く親密な関係を築いてきた、花屋のてんと音楽家のaccobinによるトーク&ライブを開催。初共演となる本イベントでは、書籍“Love Letter”誕生の経緯や秘話をはじめ、accobinによる一夜限りのスペシャルライブを開催。本書のためにaccobinが書き下ろした楽曲も発表します。この特別な時間にぜひお誘い併せの上お出かけください。心よりお待ちしております。日時: 3月6日(木)19:00-20:30 *開場18:45
会場: 代官山 蔦屋書店 3号館2階SHARE LOUNGE
予約定員制: 100名様(先着順・着席60名様/立ち見40名様)※整理番号順にご入場いただきます。入場料: 3,300円(税込)/ オンライン: 2,200円(税込)
トーク: てん(尾林健一、渡邉なおこ)× accobin(音楽家)/ 司会: 藤木洋介(キュレーター)
スペシャルライブ: accobin(音楽家)
サイン会: 本イベント終了後に、本書“Love Letter”をご購入のお客様限定でサイン会を行います。–
《ご予約方法》
イベントのご予約は、代官山 蔦屋書店HP【【イベント&オンライン配信(Zoom)】ten “Love Letter” ― I’ll meet you with a load of flowers.トークショー&スペシャルライブ】より、イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」の予約ページにアクセスし、参加券のご購入をお願いいたします。“Love Letter”
著者: てん(尾林健一、渡邉なおこ)
写真: 佐々木慎一、磯部昭子
編集・テキスト: 藤木洋介
翻訳: 吉川 徹
デザイン: 宮添浩司
定価:16,500円(税込)プロフィール:
ten | てん
神楽坂の細い路地奥にある小さな花屋。雑誌、広告、ウエディング、ライブ会場などの装飾から小学生の職業体験まで、様々な人たちに美しい花たちを届け続けている。http://te-n.jp/index.htmlaccobin | 福岡晃子
音楽家、作家、イベントスペースOLUYO社長。徳島県徳島市出身。2002年よりチャットモンチーのメンバーとして活動し、2016年に徳島にイベントスペース「OLUYO(オルヨ)」を開設。2018年にチャットモンチーを完結した後、2020年より徳島に完全移住。ソロアーティストやバンドのプロデュース、楽曲提供を手掛ける。2021年からYouTubeチャンネル「accobin_福岡晃子」を開設し、徳島での生活や音楽活動の様子を発信。2023年2月に音楽ソロ活動名義を“accobin”と改名。同年5月に初のソロアルバム『AMIYAMUMA(アミヤムマ)』をリリース。2024年4月に初の随筆集『おかえり』を刊行。[Link]
YouTubeチャンネル「accobin_福岡晃子」: https://www.youtube.com/@akikofukuoka6828
Instagram: https://www.instagram.com/akikofukuoka_oluyo/
X: https://x.com/accobin?mx=2
accobin website: https://accobin.jp
OLUYO(毎月イベント開催中): https://oluyo2016.wixsite.com/tokushima
最新曲「Particle」 / サブスクスマートリンク: https://friendship.lnk.to/Particle_accobin–
協力: ムラヤマカズヤ、宮添浩司、奥 敏志
共催: Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.- 2024.09.29
- 一野 篤 『偶然の入り口』

会期: 2024年10月14日(祝・月)- 11月11日(月)11:00-18:00(不定休)
会場: ほんの入り口 〒630-8258 奈良県奈良市船橋町1番地
TEL: 0742 42 8356
URL: https://hon-iriguchi.com/
Event:
–
日時: 10月14日(祝・月)16:30-19:00
参加費: 2,000円
出演: 一野 篤(デザイナー)、藤木洋介(キュレーター)、服部健太郎(ほんの入り口)
定員: 15名
お申し込み・お問い合わせ: hon.iriguchi@gmail.com【参加者の方へのお願い】
イベント当日は、できれば「偶然」にまつわるエピソードを一つ用意してお越しください。
ご自身の経験が望ましいですが、誰かに聞いた話や、本で読んだことでも構いません。
必ずしも特別な出来事ではなく、ささやかな日常の光景でもOKです。
(エピソードの用意がなくてもご参加いただけます)
–内容: (ほんの入り口 websiteより)
一野篤さんとの出会いは、今年の5月。当店で開催した「対話の入り口 演じる」のイベントにご参加くださったのでした。2日連続のイベント、お申し込み時は初日のみだったのですが、楽しんでいただけたからでしょうか!翌日のプログラミングにもご参加くださいました。イベント後の懇親会でお話した中で「偶然の入り口」みたいなイベントができたらいいですねぇ、という話が出たんじゃなかったですか、どうでしたか、一野さん。
その時点ではまだ「鋭意準備中!」だった個展、今年の6・7月に東京は飯田橋のアートギャラリー “Roll”で開催した個展『右手で右手の甲に線を引く』を踏まえて、制作の過程や展示の前後で深まった「偶然」についての思考をさらに転がしていただきます。今回はなんと、東京からRoll のキュレーター藤木洋介さんにもお越しいただけることになりまして、「偶然」をキーワードにあれこれお話しをうかがえたらと思っております。お楽しみに!
また、トークイベントに合わせて一野さんに作品展示もお願いできることになりました。10月14日(月祝)〜11月11日(月)まで、Rollに展示した作品の中から、「偶然」をキーワードに選んだものを数点、展示いただきます。こちらも合わせてお楽しみください。
《一野 篤からメッセージ》
はじめまして、一野篤と申します。
京都と東京の二拠点で、主にグラフィックを中心にデザイナーとして活動する傍ら、個人的な作品づくりを行っています。今年の6、7月に、東京・飯田橋のRollで個展『右手で右手の甲に線を引く』を開催したのですが、その準備期間である約一年のうちに、自分の中に制作の方法論として少しずつ意識にのぼりはじめたキーワードがあります。それが「偶然」と「ルール」でした。
制作のために頭や手を動かすことで自然と浮かび上がってきたこの言葉の中でも、今回はとくに「偶然」について、もう少し深く考え、参加者の皆さんと共有する時間を作りたいと思っています。どうやら「偶然」は、制作論を超えて、この世界の不思議を捉える眼差しのひとつでもあるようです。
当日は東京から、Rollのキュレーター・藤木洋介さんにもお越しいただき、店主の服部さんも交えたトーク形式を挟みながらの進行となる予定です。
前半はプロジェクターを使って、まず本イベントを開くきっかけとなったRollでの個展の報告を行い、その後、20世紀初頭のダダやシュルレアリスムを中心に、主に美術作品における「偶然」について考えてみます。
休憩を挟んだ後半は、参加者の皆さんを交えて、偶然にまつわるエピソードの共有や、偶然とは何かについて話ができればと思います。
美術史や偶然の専門家ではないので、あくまで制作者として考えたことや「偶然」の面白さを皆で味わうことが目的です。「ほんの入り口」でのイベントにふさわしく、まずは偶然の「入り口」に立って、そこから見える景色を眺めてみたいと思います。
ぜひお気軽にご参加ください。
《プロフィール》
一野 篤 | Atsushi Ichino
デザイナー。京都と東京を拠点に、グラフィックを中心とするクライアントワークや、偶然とルールに基づく制作を行なっている。その他、演劇ユニット“ウンゲツィーファ”の劇生。詩とそれを媒体とした物をつくるユニット“POETNIK”、デザイン・プロジェクト“rabbit hole”など、活動は多岐にわたる。https://atsushiichino.com/藤木洋介 | Yosuke Fujiki
キュレーター。1978年生まれ、広島県出身。〈Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.〉代表。キュレーターとして国内外の公立美術館やギャラリー等で、様々なジャンルのアーティストの展覧会を企画。2021年7月に自身が主宰するアートギャラリー “Roll”(東京・飯田橋)を立ち上げ、年間を通して実力のあるアーティストの展覧会を開催している。https://yf-vg.com- 2024.04.01
- 《合同開催》福持英助 写真展 ”GOD COUNTER”

4月18日(木)より、BOOK AND SONSにて福持英助による写真展「GOD COUNTER」を開催いたします。
人工物に覆われた都市に生まれ育ち、10代半ばから産業廃棄物処理業者として働きながら仲間と享楽的に遊ぶ日々の中、静謐な風景写真で知られていた写真家、清野賀子氏と出会ったことで慣れ親しんだ風景を見よう見まねで撮り始めます。
1998年からいままで、同じ素材や似たような雰囲気をどうしても撮ってしまうのはなぜだろうと自問自答してきた福持氏。
いつの頃からかそれは自分自身の「生への攻撃性と強烈な脆弱性」と向き合う心理の投影であり、目の前の景色に内面の調和の可能性を願う、神社仏閣に行って手を合わせる行為に似たある種の祈りではないのかと思うようになりました。“25年経った今、それらの膨大な写真の束を見返してみると、そこには人間に消費され尽くされた何でもない物や、誰の目にも特別なものとして映らないような自然が、一定の律動を握って生きていた、ただそれだけのことなのかもしれません。でも彼はきっと数えてきたはずです。その光を、その色を、その傷を、その臭いを、そのエピソードを。”
写真家・福持英助の12年ぶりとなる本展は、Roll(会期:3/26~4/6)との合同開催となります。
異なる展示構成での開催となりますので、ぜひ2つの会場で本作をご覧ください。–
《開催概要》
福持英助 写真展 “GOD COUNTER”
2024年4月18日(木)− 4月28日(日)12:00-19:00(水曜定休 /入場無料)
BOOK AND SONS | 東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番
03-6451-0845 / shop@bookandsons.com※駐車スペースはございませんのでお車でのご来店はご遠慮ください。
※入場制限やアポイントメント制とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※展示物の関係上、祝花はお断り申し上げます。《プロフィール》
福持英助 | Eisuke Fukumochi
写真家。1974年神奈川県横浜市出身。1997年に写真事務所「go relax E more」の設立に参加。2000年に写真スタジオ(株)バナナプランテーションを退社。2004年に写真家・清野賀子より独立し、2010年に株式会社 福持英助写真事務所を設立。これまでに写真展の開催多数。https://eisukefukumochi.com- 2024.02.29
- Shingo Wakagi Exhibition “Anonymous from 20 years stacks”

会期: 2024年3月14日(木)ー 4月8日(月) 11:00-18:00(火・水 定休 *3月20日(祝・水)は営業)
会場: THE BOOK END 〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング302
Website: https://the-book-end.com/
概要:
写真家・若木信吾の写真展を《THE BOOK END》(神戸)で開催します。旅先で偶然出会う、いつの時代に誰がどこで撮ったのかさえわからない写真。アノニマス・フォトと言われるそれらの写真には、写されている対象だけでなく、撮影者の被写体への想いや背景が、時間の経過とともに褪色や紙の劣化といった物自体に現れ、純粋な写真表現とはまた別の写真の深さを感じ取ることができます。
昨年博多で発表し好評を博した本展では、1998年~2018年の約20年の間に、若木信吾がライカの35mmフィルムで撮影した膨大なテストプリントの束の中から一部を厳選。長らく倉庫で保管していた1000枚以上に及ぶ束を若木自身が探し集め、キュレーターに預けてセレクトさせた写真を展示します。データで保管(記憶)する現代に、写真という物体としての過去がどのような意味を持つのか。本展にどうぞご期待ください。本展会期中に数量限定ポスターの販売も予定しています。
『この束はすべて自分が撮った写真だけど、自分の記憶ではないような写真を見たいと思った。』 - 若木信吾
《トークショー開催のお知らせ(インスタライブ配信あり)》
写真家の若木真吾と本展キュレーターの藤木洋介をお招きし、本展を紐解いていきます。
⽇時: 3⽉14⽇(木)18:30ー20:00(開場18:00)
配信:THE BOOK END Instagram@thebookend.kobe
会場: THE BOOK END
定員: 25名様(着席)/参加費: 1,500円(本展A2ポスター付き)
登壇: 若木信吾(写真家・映画監督)、藤木洋介(キュレーター)、川田 修(THE BOOK END)※BOOK AND SONSオンラインストアより要予約(3月4日 12:00より予約開始)
予約ページ:https://store.bookandsons.com/?pid=179682651プロフィール:
若木信吾 | Shingo Wakagi
写真家・映画監督。1971年、静岡県浜松市生まれ。ニューヨークロチャスター工科大学写真学科卒業。雑誌、広告、音楽媒体など幅広い分野で活動中。浜松市の書店「BOOKS AND PRINTS」のオーナーでもある。主な写真集に「takuji」「英ちゃん弘ちゃん」「TIME AND PORTRAITS」、著書に「希望をくれる人に僕は会いたい」、映画の撮影、監督作品に「星影のワルツ」「トーテム~song for home~」「白河夜船」(原作:吉本ばなな)などがある。https://shingowakagi.mystrikingly.com/- 2024.02.06
- 《巡回》FLUKES ARE NO MISTAKE ―タラブックス、失敗と本づくりの未来―

会期: 2024年2月16日[金]-3月10日[日]
時間: 13:00-20:00(水・木・金) 11:00-19:00(土・日)
休廊: 月曜・火曜
会場: PURPLE(〒604-8261 京都府京都市中京区式阿弥町122-1 3F)
URL: https://purple-purple.com
共催: LIVE ART BOOKS
協力: Tara Books, KAILAS, Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.内容:
昨年秋に東京のLAG(LIVE ART GALLERY)で開催し好評を博した「FLUKES ARE NO MISTAKE ―タラブックス、失敗と本づくりの未来―」を、京都のPURPLEで開催します。
南インド・チェンナイを拠点にするTara Booksは、2008年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展でラガッツイ賞を受賞するなど、紙・印刷・製本に至るまですべて手仕事で制作し、その美しい絵本やヴィジュアルブックは世界的に高い評価を受け続けています。本展は前回と同じく映像と書籍を介し、また新たにフェミニズムの視点を持ち活動を続けている出版社であることにも注目して、Tara Booksを紹介します。
Tara Booksの「Mistake(失敗)」に焦点を当てたショートフィルム作品とTara BooksとLIVE ART BOOKSが手がけたオリジナル書籍の展示、そしてこの度新たに制作される竹内万里子さん(批評家・作家)によるギータ・ヴォルフさん(タラブックス代表)へのインタビューを収載した冊子を販売いたします。Tara Booksが築き上げた本づくりのプロセスのなかで、どのような失敗を経験し、そこからどのようなアイデアを発想させてきたのか。Tara Booksが大切にしている組織のカルチャーを導きの糸に、本づくりの進むべき未来を考えます。
Tara Books
1994年ギータ・ヴォルフ、V・ギータによって設立された南インドの出版社。数々の美しいハンドメイド本を発表し、世界の本好きたちを魅了している。タラブックスが拠点とするチェンナイ、ティルヴァンミユール地区にある「ブックビルディング」は、タラブックスの書籍が並ぶ書店およびワークショップ&ギャラリースペースとして一般に開放されている。https://tarabooks.com/