Roll

アートギャラリー

村越としや 写真展「より深い静けさのために風は唱う」

会期: 2023年6月23日(金)〜 7月16日(日)13:00-20:00 <休廊日: 6月26日(月)、7月3日(月)、6日(木)>

場所: Roll 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-12 セントラルコーポラス No.105

TEL: 080 4339 4949

レセプション:
初日の6月23日(金)15:00-20:00に、村越としやの地元・福島の地酒を会場にて振る舞います。
村越としやも在廊いたしますので、ぜひこの機会にご来場ください。
(お酒のご用意には限りがございますので、予めご了承ください)

 

内容:
Rollでは、写真家・村越としやの写真展を開催します。長年にわたり故郷福島の風景を撮り続けてきた村越は、3.11を経験したことによって歴史や文化、風俗といった写真に写しきれないものへの関心が高まっていく中で、この世界には“人間の力ではどうにもならない偶発的な力が存在し、それが元来の自然崇拝の始まりのように感じた”といいます。

本展では、2016年4月−18年12月に撮影した写真の中から厳選した作品を展示します。中判カメラで撮影し自ら現像したそのプリントの美しさからは、遥か昔に確かに存在したある場所のある一場面のような、写真によってのみ視覚可能な原風景がそこにしっかりと広がっていることが見て取れます。まるで、自然の力ではどうにもならない写真の計画(継続)的な力によってこの世界が存在しているかのように。

『神話や伝説や民話というのは、実際にあった出来事が長い年月を経て形を変え、残り続けた結果だと思います。各地に残るそれらを自分なりに解釈し再構築を出来ないかと考えています。写真が残り続ければそれらが新たな物語のきっかけや始まりになれるかもしれません。ぼくが見続け、撮影している福島県の風土が、少しでも遠くの未来へ残り、誰かや何かのためになることを願っています』 — 村越としや

 

プロフィール: 村越としや | Toshiya Murakoshi
1980年福島県須賀川市生まれ。故郷の福島県を主な被写体に選び、人の持つ潜在的な記憶と自身の記憶、そして土地の記憶をなぞるように継続的な撮影を行う。 2011年の東日本大震災以降はより重点的に福島の撮影に取り組み、写真術を用いて風景の変化と矛盾、人々の視覚的な認識の違いなどを見出だそうとしている。これまでに多くの写真集を出版し2009年には自主ギャラリーを設立するなど、写真を発表する手段、場についても意識的である。日本写真協会賞新人賞(2011年)、さがみはら写真新人奨励賞(2015年)受賞。

 

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〒162-0824
東京都新宿区揚場町2-12
セントラルコーポラス No.105

JR飯田橋駅(西口改札)から徒歩5分
メトロ飯田橋駅(B4b、C1 出口)から徒歩3分

No.105, Central Corporate house,
2-12, Ageba-cho, Shinjuku-ku, 
Tokyo 162-0824 Japan

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