Roll

アートギャラリー

THE WORKS OF WILBUR “DUCK” WOLF Artworks by RUMINZ

会期: 2023年5月26日(金)〜 6月17日(土)13:00-20:00<月曜・休>

場所: Roll 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-12 セントラルコーポラス No.105

TEL: 080 4339 4949

 

内容:
Rollでは、1950〜60年代にかけてアメリカのリズム&ブルース歌手として、後にレコードレーベルのオーナー兼プロデューサーとして活動したWilbur “Duck” Wolfを紹介する展覧会を開催します。

1937年5月26日にルイジアナ州に生まれテキサス州コンローで育ったWilbur Richardsonは、兄の影響で子供の頃から教会で歌い始め、19歳からDoo wopグループ“The Five Wolves”のリードボーカルとしてローカルで活動を始めます。当時の彼らに大きなヒットはなく、地元ドッグトレーニングセンターのノベルティソングを一枚リリースしたのみでした。1959年、アヒルの鳴き真似が得意だったことからWilbur “Duck” Wolfと改名しリズム&ブルース歌手としてデビュー。ここでも大きなヒットはありませんでしたが、副業として始めたナイトバーが流行りはじめます。1963年、音楽の夢を諦めきれなかった彼は、自宅の地下室にスタジオを作り自身のナイトバーで歌っていた若者を集め、オーナー兼プロデューサーとして小さなレコードレーベル(※1)を始めます。レーベルは名前を変えながら1964〜68年まで数枚のシングル盤を残しました。(中には有名グループによってカバーされた曲もありましたが、オリジナルである彼らに光が当たることはありませんでした)

それらのシングル盤はプレス数も少なく、後にコレクター間で高額取引されるようになったため、残念ながら現在では滅多に見ることができません。RUMINZによって再現された50〜60年代のWilbur “Duck” Wolfの活動とそれにまつわるアーティストの知られざる姿をどうぞお楽しみください。

※1・・・時は1960年代前半、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズをはじめとするモータウン・レコーズの大ヒットにより、次なるヒットを生もうと各地で多くのレコードレーベルが誕生しました。

 

プロフィール: RUMINZ(ルミンズ)

広島在住。1960年代前後のリズム&ブルースやソウルを愛し、それらの文化からインスピレーションを得た制作を行う。キャンバス画のほか、CD、レコードジャケットなど、国内外を問わず音楽関係のアートワークも多数制作している。代表的なアートワークにTommy Guerrero『Dub Session』(2019)、Daddy-Kan『MORE TODAY THAN YESTERDAY』(2019)、民謡クルセイダーズ+Front Cumbiero『Minyo Cumbiero(From Tokyo to Bogota)』(2020)、イタリアのファンク&ソウルレーベルによる『RECOED KICKS 20th RARE BOXSET』(2023)、ASOUND『Good Vibration』(2023)などがある。
Tumbler: https://ruminz.tumblr.com | Instagram: https://www.instagram.com/ruminz_/

 

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〒162-0824
東京都新宿区揚場町2-12
セントラルコーポラス No.105

JR飯田橋駅(西口改札)から徒歩5分
メトロ飯田橋駅(B4b、C1 出口)から徒歩3分

No.105, Central Corporate house,
2-12, Ageba-cho, Shinjuku-ku, 
Tokyo 162-0824 Japan

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