Roll
アートギャラリー
Ryo Ohwada ”FLORA / ECHO”
会期: 2025年2月27日(木)― 3月22日(土)13:00-19:00<月・休>
Opening: 2月27日(木)18:00-20:00
場所: Roll 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-12 セントラルコーポラス No.105
TEL: 080 4339 4949(受付: 営業時間内)
内容:
Rollでは、4年ぶり2回目となる写真家・大和田良の新作展となる“FLORA/ECHO”を開催します。写真表現の実践として始めたルーメンプリントの研究過程を通して制作した本作は、2024年の約一年を通して彼がプリントした500枚以上の中から厳選し展示、販売します。また、本展に併せて同タイトルの写真集を刊行します。
ルーメンプリントは、現在海外を中心に制作と発表が行われているオルタナティブな写真技法の一つで、使用する印画紙の種類や製造年、保存状態によって結果が左右され、同じプリントを制作することが困難とされていますが、太陽光やUVランプによる紫外線で露光し、現像液を必要とせず定着液のみで印画が可能であり、また暗室を必要としないため簡便なプロセスで画像の焼き付けが楽しめます。これまでに多様な写真技法を駆使して制作してきた大和田良の新作にどうぞご期待ください。
*会期中にはアーティスト・トークを予定しております。詳細が決定次第、情報を更新いたします。
『「花」を含む植物の形態をモチーフとした像の記録と表現は、写真が発明された最初期から多くの写真家によって試みられてきました。その点で、植物の姿を印画することは、写真における原始であるとも言えるでしょう。現代のオルタナティブ技法であるルーメンプリントと組み合わせることで、植物写真の文脈から、拡張し続ける写真表現の今についても考えられるのではないかと思います。今回使用した印画紙には、数十年前に製造された印画紙も含まれます。写真というものが描く像の魅力にも、新たな視点から触れていただける貴重な機会となるはずです。是非多くの方にご覧いただければと思います』 − 大和田良
写真集刊行のお知らせ
タイトル: FLORA/ECHO
写真・文: 大和田良
編集: 藤木洋介
デザイン: 吉田ナオヤ
発行: Kesa Publishing
予価: 10,000円(税別)*オリジナルプリント付
プロフィール:
大和田良(おおわだ・りょう)
1978年仙台市生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、同大学院メディアアート専攻修了。2005年、スイスエリゼ美術館による「reGeneration. 50 Photographers of Tomorrow」に選出され、以降国内外で作品を多数発表。主な作品に、盆栽をモチーフとした『FORM』、ワインの色を捉えた『Wine Collection』等。最近の著書に『R』(2020年/kesa publishing)、『五百羅漢』(2020年/天恩山五百羅漢寺)、『Behind the Mask』(2023年/スローガン)等。2011年日本写真協会賞新人賞受賞。
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Roll
〒162-0824
東京都新宿区揚場町2-12
セントラルコーポラス No.105
JR飯田橋駅(西口改札)から徒歩3分
メトロ飯田橋駅(B4b、C1 地上出口)から徒歩2分
*マンション入って1階の突き当たり
No.105, Central Corporated house,
2-12, Ageba-cho, Shinjuku-ku,
Tokyo 162-0824 Japan
Tel. 080 4339 4949
Mail. info@yf-vg.com
Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.
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