Roll
アートギャラリー
一野篤 『右手で右手の甲に線を引く』
会期： 2024年6⽉22 ⽇（土） ― 7⽉14⽇（日）13:00 – 20:00（⽉・休）
＊イベント日のみ、13:00-15:00、18:00-20:00（15:00-18:00閉切）
場所： Roll 〒162-0824 東京都新宿区揚場町 2-12 セントラルコーポラス No.105
TEL： 080 4339 4949（受付: 火―日 13:00-20:00）
内容
Rollでは、一野篤の初個展を開催します。デザイナーとしての仕事とは制作の動機と過程が異なる、可能な限り自身の目と身体を使って考え、そしてその作品の支持体自身によって作らせることを意識して制作したという作品群（エフェメラ・冊子・立体など）を展示、販売します。
『誰も見たことのないような絵を描いてみたい、なんて高い理想を掲げ、白い紙を前に自分の内面を眺めてみてもそこは茫然としていて、表現したいと思えるモチーフはなにも見つからない。なけなしの想像力を最大化するには、そもそもの「絵の描き方」を考えることや、造形の根拠を自分の外に求めることは必須に思えた。目に見えるものを写し取るのでも、想像したことを描くのでもないやり方で。
漫画「ブラックジャック」に、彼が自分で自分の腹を裂き手術を施すシーンがある。それはもちろん彼にしかできない離れ業として描かれているのだけど、その面白さとは別に、なにか引っかかるものがあった。
例えば紙・写真・既製品など、目の前にある物が、それ自身（の持つ素材や記号としての特徴）を起点として造形を立ち上げるような、その肉体自身に絵を描かせるようなことは可能だろうか。そのとき、線は予測した軌道を逸れて、偶然とも必然ともつかないような場所に着地するのだろうか。
絵を描くことと、傍観者であることの間で、あわよくば想定外の驚きに出会ってみたい。このフィクションめいた方法を使って、とにかくその成り行きを眺めてみたいと思う』 ― 一野篤
イベント
Vol.1 トークショー “偶然”
日時: 6月23日（日）開場15:30／開演16:00 – 17:00
入場料: 1,000円 + 1ドリンク制（500円）
ゲスト: 佐々木敦（思考家／批評家／文筆家） × 一野篤（デザイナー）
司会: 藤木洋介（キュレーター）
定員: 20名様（先着順・着席）＊終了
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Vol.2 トークショー “ルール”
日時: 7月7日（日）開場15:30／開演16:00 – 17:00
入場料: 1,000円 + 1ドリンク制（500円）
ゲスト: 菊地敦己（グラフィックデザイナー） × 一野篤（デザイナー）
司会: 藤木洋介（キュレーター）
定員: 20名様（先着順・着席）＊終了
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Vol.3 演劇公演
日時: 7月14日（日）開場15:30／開演16:00 – 17:00
入場料: 2,500円 + 1ドリンク制（500円）
出演: ウンゲツィーファ（演劇ユニット）
定員: 25名様（先着順・着席）＊完売
3週間でゼロから創作します。どのような作品になるか全く未知数です。
ゲスト: 本橋龍（劇作家・演出家／ウンゲツィーファ主宰） × 一野篤（デザイナー）
＊イベント当日にギャラリー受付にてお支払い（現金のみ）となります。
プロフィール：
一野篤 | Atsushi Ichino
デザイナー。京都と東京を拠点に、グラフィックやプロダクトを中心に活動している。クライアントワークの他、デザイン・プロジェクト“rabbit hole”、詩とそれを媒体とした物を制作するユニット“POETNIK”、演劇ユニット“ウンゲツィーファ”の劇生など、活動は多岐にわたる。https://atsushiichino.com
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Roll
〒162-0824
東京都新宿区揚場町2-12
セントラルコーポラス No.105
JR飯田橋駅（西口改札）から徒歩5分
メトロ飯田橋駅（B4b、C1 出口）から徒歩3分
＊マンション入って1階の突き当たり
No.105, Central Corporate house,
2-12, Ageba-cho, Shinjuku-ku,
Tokyo 162-0824 Japan
Mail. info@yf-vg.com
Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.
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