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外部のキュレーション
公文健太郎 写真展 『光の地形 ー Imaginary journey』
会期: 2021年9月23日(祝・水)〜 10月17日(日) 13:00ー18:00(日・月休み) *最終日の日曜はオープン
場所: SLOPE GALLERY 〒 150-0001 東京都渋谷区神宮前2-4-11 1F
TEL: 03-3405-0604
HP: https://www.live-art-books.jp/slopegallery
写真家・公文健太郎の約1年ぶりとなる写真展を開催します。本展では、2020年12月に刊行された最新の写真集『光の地形』より、作品を厳選し展示、販売いたします。
海に囲まれた島国としての日本の半島をテーマに、これまでにいろんな場所を訪れては様々な被写体と向き合いながら、その一枚一枚を大切に撮影してきた公文健太郎。日々の経験が育んでいった独自の視点と感覚によって、目の前に現れる世界を真っ直ぐに切り取って編んだ本作は、現在移動することが困難になっているからこそ感じられる、旅をすることの豊さや出会うことの面白さを、今改めて私たちに想起させてくれます。
昨今、自然と社会は確実に変化を遂げていますが、果たして私たち一人ひとりが持っている心象風景も同様に変わり続けてゆくものなのでしょうか?本作の写真には変化の波に揺られながらも、変わらず失われることのない美しい情景が確かに存在しています。本展で発表する公文健太郎の写真を通して、様々な顔を持つ日本の半島を巡りながら、想像の旅を楽しんでいただければと思います。
写真集販売のお知らせ
タイトル: 光の地形
著者: 公文健太郎
発行: 平凡社(2020年12月発行)
定価: 5,800円(税別)*会場ではサイン入りをご用意しています。
プロフィール
公文健太郎(くもん・けんたろう) / 写真家。1981年生まれ。 http://www.k-kumon.net
ルポルタージュ、ポートレートを中心に雑誌、書籍、広告で幅広く活動。同時に国内外で「人の営みがつくる風景」をテーマに作品を制作。近年は日本全国の農風景を撮影した『耕す人』、川と人のつながりを考える『暦川』、半島を旅し日本の風土と暮らしを撮った『光の地形』などを発表。
主な写真展
2004年1月 写真展「幸せと幸せの間に」世田谷文化情報センター生活工房
2006年11月 写真展「大地の花」みなと町神戸メリケン画廊
2009年7月 写真展「グラフィッチ」EMON PHOTO GALLERY
2010年11月 写真展「BANEPA」72GALLERY
2011年1月 写真展「BANEPA」EMON PHOTO GALLERY
2011年 写真展「ゴマの洋品店」全国キヤノンギャラリー巡回
2011年12月 グループ展「PORTRAIT」EMON PHOTO GALLERY
2012年12月写真展「March 2011, Rio de Janeiro」ブラジル大使館
2014年1月写真展「FÓOTKAT」ハッセルブラッドジャパンギャラリー
2016年8月-10月写真展「耕す人」キヤノンギャラリーS
2016年10月-12月 グループ展「EOS5D特別企画展」全国キヤノンギャラリー
2016年11月-2017年3月 写真展「耕す人」Photo Gallery blue hole
2017年1月 写真展「耕す人」アイデムフォトギャラリーシリウス
2017年7月 写真展「英さんのバラ-愛され続けた家と庭-」ピクトリコショップアンドギャラリー
2018年1月-4月 展覧会「眠れる慈悲」ESPACE KUU 空(大正大学)
2019年1月-2月 写真展「地が紡ぐ」EMON PHOTO GALLERY
2019年9月-10月 写真展「川のある処」Jam Photo Gallery
2019年9月-10月 写真展「暦川」キヤノンギャラリー銀座・大阪
2020年6月 写真展「土よ、光よ」MYDギャラリー
2020年12月 写真展「耕す人」日本橋高島屋
主な写真集
写真集『大地の花』 – ネパール 人々のくらしと祈り – (2006/東方出版)
写真絵本『だいすきなもの』 – ネパール・チャウコット村の子どもたち – (2007/偕成社)
写真集『BANEPA』 – ネパール 邂逅の街 – (2010/青弓社)
フォトエッセイ『ゴマの洋品店』 – ネパール・バネパの街から – (2010/偕成社)
写真絵本『世界のともだち – ネパール -』(2014/偕成社)
写真集『耕す人』(2016/平凡社)
写真集『英さんのバラ-愛され続けた家と庭-』(2017/伊勢工房)
写真集『地が紡ぐ』(2019/冬青社)
写真集『暦川』(2019/平凡社)
写真集『光の地形』(2020年/平凡社)