会期: 2022年7月1日(金)〜 24日(日)13:00ー19:00(月曜定休)
場所: Roll 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-12 セントラルコーポラス 105号室
TEL: 080 4339 4949(受付13:00-19:00)
内容:
Rollでは、吉田昌平の展覧会を開催します。2013年に刊行した本展同タイトルの作品集『KASABUTA』の発表後も、制作を続けているコラージュ作品の新作を展示、販売します。
デザインとコラージュを日々行き来しながら作品を作り上げていく吉田昌平は、制作のために素材として用いる様々な紙の切り抜き(選び)や作品の細部に貼り付けられた言葉や記号を通して、彼の中にあるイメージを鑑賞者に伝えていきます。それは、制作の最中に湧き上がる色覚や触覚、それらを感じながら一つひとつ重ね合わせていった先にある構図やスケールであり、自らの手で切って手で貼っていくことによってのみ表出され得るヴィジュアル自体が、吉田昌平の作品の新たな主題となって現れ、私たちを楽しませてくれます。
『KASABUTA』のみでの展示は約9年ぶりとなります。ぜひこの機会にご来場いただけると幸いです。
プロフィール:
吉田昌平 | Shohei Yoshida.
アートディレクター、グラフィックデザイナー。桑沢デザイン研究所卒業後、デザイン事務所の株式会社ナカムラグラフを経て、2016年に「白い立体」として独立。ロゴ制作やタイポグラフィーをはじめ、ポスター、チラシ、カタログ、本、雑誌などの紙媒体のデザインの他、パッケージやWebデザイン、展覧会ヴィジュアルのアートディレクションなどを手がける。その他に、紙や本を主な素材としたコラージュ作品を数多く制作発表する。作品集に『KASABUTA』(WALL/2013)、『Shinjuku Collage』(numabooks/2017)、『Trans-Siberian Railway』(白い立体/2021)がある。
http://www.shiroi-rittai.com
主な個展
2013 『KASABUTA』 WALL(東京)
2017 『Shinjuku(Collage)』 B GALLERY(東京)
2017 『Collage』 NOMAt.d.(東京)
2019 『KASABUTA』 Ofr.(Paris)
主なグループ展
2012 『一枚の絵の力』 NADiff Gallery(東京)
2017 『NOMAt.d. Book1』 So1(東京)
2019 『AWARD MEANSNOTHING』 BEAMS T HARAJUKU(東京)
2021 『Trans-Siberian Railway』 PLACE by method(東京)
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Roll
〒160-0824
東京都新宿区揚場町2-12
セントラルコーポラス 105号室
(飯田橋駅から徒歩3分)
#105, Central Corporate house,
2-12, Ageba-cho, Shinjuku-ku,
Tokyo 162-0824 Japan
Mail. info@yf-vg.com
★★★★★★★★★★★★★★★★
儀間朝龍 + 藤代冥砂 展覧会 “CITRUS & SUN DANCE”
会期: 2022年5月20日(金)〜 6月11日(土)13:00ー19:00(月曜・休)
場所: Roll 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-12 セントラルコーポラス 105号室
TEL: 080-4339-4949(受付13:00-19:00)
内容:
Rollでは、ダンボールアーティスト・儀間朝龍と写真家・藤代冥砂による初の二人展を開催します。儀間朝龍は「流通と消費」をテーマに世界中から市場に運ばれてくる色とりどりのダンボールを素材に、様々なモチーフをコラージュして作品制作を行っている現在注目のアーティストです。藤代冥砂は、90年代よりグラビアやファッション、音楽や広告といった幅広いジャンルの写真によって第一線で活躍し続け、11年前に沖縄に移住した後も、新たな挑戦と創作活動に取り組んでいる日本を代表する写真家の一人です。
“CITRUS & SUN DANCE”と題した本展は、お互いが拠点とする沖縄で儀間が藤代に声を掛けたことがきっかけで始まリました。儀間は、藤代の写真集「100HIPS」(祥伝社/2004)からインスピレーションを受けたオマージュともいえる新作を、藤代は、儀間が自身の作品に使用するために蒐集しているダンボールを被写体に撮影した新作をそれぞれ発表します。また、藤代の風景写真に儀間がコラージュを施した合作も展示、販売します。
世界中で毎日運ばれているダンボールと、世界中で毎秒アップされ続けている写真。それぞれが持っている大衆性がアーティストの創作によって交わるとき、どのような美術反応が起きるのか。本展にどうぞご期待ください。
作家在廊日: 5月20日(金) *在廊時間はお問い合わせください。
《Tシャツ販売のお知らせ》
本展の開催に併せ、タイトルロゴがシルクスクリーンで刷られたTシャツを会場にて限定販売します。
カラー: 白・黒(2色)/ サイズ: M, L, XL
定価: 4,000円(税別)
プロフィール:
儀間朝龍 | Tomotatsu GIMA http://gimabox.com
ダンボールアーティスト。1976年、沖縄県知念村生まれ。廃棄されたダンボールを使用して、「流通と消費」をコンセプトにコラージュ作品を制作。近年はアメリカンカルチャーやスニーカー、レコードなどをモチーフにしたシリーズ作品“POP COLLAGE”を中心に国内外で展覧会を開催している。企業とのコラボレーションや雑誌媒体への作品提供も多数。その他、廃棄されたダンボールを使用し就労支援センターとの協働制作によるステーショナリーブランドrubodan(ルボダーン)を展開している。
藤代冥砂 | Meisa FUJISHIRO https://www.meisafujishiro.org
写真家、小説家、詩人。1967年、千葉県船橋市生まれ。沖縄在住。1990年からフーリランス。コマーシャルフォトグラファーとして様々なジャンルの仕事を手掛け、現在もなお第一線で活躍を続ける。95〜97年にバックパッカーとして世界一周の旅に出た時の記録を写真と文章でまとめた「ライドライドライド」を出版し、写真家としてデビュー。グラビアをはじめとした写真集の刊行多数。2005年に葉山に移住後、小説やエッセイも出版。雑誌で詩の連載も手掛け、文章活動も本格的に始める。2011年には沖縄に移住。出版された書籍は、旅行記、家族の記録、ヌード、山岳、90年代クラブカルチャーのドキュメント、動物、植物など多様なテーマに及ぶ。代表作は、「ライドライドライド」、「もう、家に帰ろう」、「山と肌」、「90nights」。
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Roll
〒160-0824
東京都新宿区揚場町2-12
セントラルコーポラス 105号室
*マンション入って1階の突き当たり
*飯田橋駅から徒歩5分
#105, Central Corporate house,
2-12, Ageba-cho, Shinjuku-ku,
Tokyo 162-0824 Japan
Mail. info@yf-vg.com
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会期: 2022年4月22日(金)〜
5月15日(日)*会期延長! 13:00-19:00(月曜定休)
場所: Roll(予約不要・入場無料)
〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-12 セントラルコーポラス 105号室
TEL: 080-4339-4949(受付13:00-19:00)
ミュージシャン・浅井健一の4年ぶりとなる個展を開催します。独特な色使いによるポップかつ繊細な世界が表現された新作をはじめ、これまでに描いてきた絵画やアートデザインと併せて多数展示します。 また、展示作品の中から厳選した8作品をジクレープリントにして限定販売します。さらに本展に併せて新作となる作品集「Beauty of Decayed Trans Am」を刊行し会場で販売、オリジナルグッズも販売します。 夢溢れる場面、ぶっ飛んだキャラクター達、美しすぎる景色、理想の車など、浅井健一の唯一無二の独特の世界が彩られた最新展にどうぞご期待ください。
*ジクレープリント・・・現代アートの新たな表現方法で、作家自身が監修を行なって紙に高精細で広色域な顔料によって刷る、高質感で原画以上に美しく表現される印刷技法です。
作品集刊行のお知らせ(数量限定サイン入)
タイトル: 「Beauty of Decayed Trans Am」
著者: 浅井健一
デザイン: 大箭亮二(Z&Z)
発行: SEXY STONES RECORDS
定価: 5,500円(税込)
ジクレープリントの販売(Roll限定)
作品数: 8作品(直筆サイン入)
サイズ/エディション: A1変形/各10枚(計80枚)
定価: 170,000円(税込)
*
オンラインストア →
https://yfvg.theshop.jp
プロフィール
浅井健一(あさい・けんいち)/ ミュージシャン
1990年~2000年の10年間に渡る「BLANKEY JET CITY」としての活動後、自主レーベル「SEXY STONES RECORDS」を拠点にバンド「SHERBETS」やソロ名義での音楽活動を開始し、よりアーティスティックに世界を広げる。音楽だけでなく、詩や絵画の才能も注目を浴びており、2000年にCD付き作品集『SHERBET Street』を刊行後、絵本『TED TEX』をはじめ、2007年には自身の絵画作品の集大成といえる画集『Jet Milk Hill』を発表し、初の個展を行う。2016年には奇想天外なストーリーの漫画『FRED & SUSAN』を刊行。浅井健一のピュアな精神が表現された作品群は独特の美しさと優しさに溢れ、孤高のファンタジーとして世代や性別を超えて愛され続けている。
https://www.sexystones.com
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Roll
〒160-0824
東京都新宿区揚場町2-12
セントラルコーポラス 105号室
(飯田橋駅から徒歩3分)
#105, Central Corporate house,
2-12, Ageba-cho, Shinjuku-ku,
Tokyo 162-0824 Japan
Mail. info@yf-vg.com
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会期: 2022年4月1日(金)~ 17日(日)13:00ー19:00(月曜定休)
場所: Roll 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-12 セントラルコーポラス 105号室
TEL: 080-4339-4949(受付13:00-19:00)
— 反射的に、“不思議の国のアリス症候群”についての作品を作りたいと思った。
Rollでは、写真家・木村和平の写真展を開催します。幻覚やイメージの再生、時間と空間における現実世界とのズレといった木村が幼少期から抱える不可思議な症状。他人となかなか共有することができない寂しさ以上に、自分であることの実感(証明)でもあったこの日常が、実は自分だけのものではなく名前まで付いていることを知った彼は、“不思議の国のアリス症候群”と呼ばれるこの確かな感覚を作品として残すべく、この10年の間に様々な実験を繰り返してきました。
本展のタイトルになっている「石と桃」は、モノトーン調の硬いものと発色のよい柔らかいものとが混ざり合うといった、彼が日常的かつ突発的に見ているイメージの一つを言語化したものです。私たちには想像でしかないそれらの視覚的体験に、木村は写真でどのように挑み、私たちにどのような世界を見せてくれるのでしょうか。木村和平の最新展にどうぞご期待ください。
プロフィール:
木村和平 | Kazuhei Kimura
1993年、福島県いわき市生まれ。東京在住。第19回写真1_WALL審査員奨励賞受賞(姫野希美選)。IMA next #6グランプリ。主な写真集に、『袖幕』 『灯台』(aptp)など。 2021年に写真集 『あたらしい窓』を赤々舎から刊行。
http://www.kazuhei-k.com
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Roll
〒160-0824
東京都新宿区揚場町2-12
セントラルコーポラス 105号室
(飯田橋駅から徒歩3分)
#105, Central Corporate house,
2-12, Ageba-cho, Shinjuku-ku,
Tokyo 162-0824 Japan
Mail. info@yf-vg.com
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piczo photo exhibition “The days till now”
会期: 2022年3月10日(木)〜 26日(土)13:00ー19:00(14日(月)、19日(土)・休)
場所: Roll 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-12 セントラルコーポラス 105号室
TEL: 080-4339-4949(受付13:00-19:00)
Rollではロンドン在住のフォトグラファー、piczoの写真展を開催します。昨年出版した写真集“nikki”は、2015年から現在までを日記のように撮り続けてきたプライベートな写真で構成された一冊で、刊行直後より話題となり多くの人に手に渡っていきました。“The days till now”と題した本展では、“nikki”から溢れた瞬間の束を新たにまとめ展示、販売します。また、本展に併せ新作となる写真集“The days till now”を刊行します。piczoの最新展にどうぞご期待ください。
写真集刊行のお知らせ
タイトル: The days till now
著者: piczo
デザイン: 宮添浩司
発行: Yesterday Publishing
予価: 2,000円+税(限定400部)
プロフィール:
piczo | ピクゾー
フォトグラファー。大阪府出身、ロンドン在住。武蔵野美術大学、ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーションで写真を先行。i-D誌でのグラフィック、ライフスタイル、ファッション、ポートレートなど、多岐にわたる仕事を契機に活動の幅を拡げる。現在はBeauty Paper、the New Yorker、Union、Heroineなどの雑誌、Dunhill、Chanel、Wooyoungmi、Nicholas Delay、Uniqloとのコラボレーションなど。
http://piczo.co/
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Roll
〒160-0824
東京都新宿区揚場町2-12
セントラルコーポラス 105号室
(飯田橋駅から徒歩3分)
#105, Central Corporate house,
2-12, Ageba-cho, Shinjuku-ku,
Tokyo 162-0824 Japan
Tel. 080 4339 4949
Mail. info@yf-vg.com
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『27』の4着目のリリースとなるVol.04<27-04>は「白いシャツ」です。
その起源は古代ローマまで遡ると言われており、中世以降は身体に直接触れる肌着として日常的に着用されてきたシャツですが、19〜20世紀にかけてシャツに求められるシチュエーションが多様化したことにより、その後は肌着としてだけでなく様々な形に姿を変えながら現代人の生活にも溶け込んでいます。中でも「白いシャツ」はビジネスシーンや冠婚葬祭など、ややフォーマルな場面で着用されることが多いのではないかと思います。本プロジェクトでは、現代人にとっても必需品である「白いシャツ」を『27』の視点で、最高の日常着に仕上げたいと考えています。
生地について
『27』が選んだ究極の白いシャツは80番双糸のブロード素材です。もしかすると、良質なシャツ生地を想像する時に「シルキーで高番手、生地そのものが非常に薄いもの」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、私たちは日常着として必要な生地の厚みや強度、吸水性を求めるため、一般的な高級シャツに見られる「きめの細かい薄手の生地」ではなく、少し厚手の生地の中で究極の肌触りやコシ、滑らかさを持つ生地を探しました。近年では低価格の高番手生地が市場に溢れていますが、原綿自体が最高品質の綿花であることが重要だと考えたためです。例えるなら最高のお米を探すような、シンプルであるがゆえに非常に難しい判断を繰り返した結果、現在では市場に殆ど流通していないクオリティの、ラグジュアリーとベーシックを同時に感じることのできる特別な生地を見つけることができました。
世界中に無数にある白いシャツ生地の中で『27』が選んだのは、スイスの美しい水と透き通った空気の下、100年前からシャツ生地を生産し続けているALUMO社の生地です。ALUMO社は高級なコットンシャツを中心に展開しているテキスタイルメーカーで、HermesやBRIONIといったラグジュアリーブランドを顧客に持つことで知られていますが、その品質の高さを今回改めて感じることが出来ました。生地を織る前の糸の状態から、良質な綿花の繊維を傷めないように人の手で一つ一つ丁寧に摘んでいき、成熟にあわせて必要であれば更に何度も摘んでいきます。職人の技と想いによって手間隙をかけて収穫されたものから作られているのです。
また、環境問題に熱心なスイスならではの質の高い仕事により、生地の生産過程においてホルマリンを一切使用せず、近代的な織機で長年蓄積された生産技術によって揺るぎない品質を実現しています。1世紀前から当然のようにサスティナブルなものづくりを行っている姿勢にも共感し、品質がそれを証明していると感じたため、無数にある選択肢の中からこの生地を選びました。
縫製について
今回『27』は、1988 年の創業以来、着心地のための手間隙を惜しまず、高品質なドレスシャツを作り続けてきたHITOYOSHIに縫製を依頼しました。クラシックを理解した上でカジュアルにも着られる白いシャツに仕上げるため、縫製面においても様々な工夫を重ねました。先ず、襟を美しく表現するために、襟の表地と裏地の大きさを変えて生地を裁断しています。表裏の大きさが違うものを丁寧に合わせて縫うことによって縫い上がった襟は自然なカーブを描きます。湾曲した特注の押え器具がついたミシンを使用して縫製を行うことにより襟の表裏の生地を数ミリほど長さを変えて縫製し、更に立体感を持たせることができます。着用した状態の襟元を見ると美しい曲線を描いていることがおわかりいただけると思いますが、この一手間をかけることで洗濯しても首のラインに襟が自然に沿い、着用感が増します。
幅広いコーディネートにお応えするために、ボタンを外したときにも襟元が美しく立ち上がるように台襟を工夫しました。台襟は先端に向かうほど上へとカーブしていますが、身頃に襟を縫い付ける際には熟練した技術が必要となります。カーブすることで台襟ボタンを閉じたときに首周りの吸い付きが格段に上がり、ステッチ(運針幅)がシャツの印象を左右します。ステッチが細かいほどシャツはやわらかくエレガントに見えるため、一般的なワイシャツは3cm間に16〜18 針ですが、『27』のシャツは、21〜24針に設定されています。この細かなステッチによってシャツ全体が洗練された雰囲気に仕上がります。
「ガゼット」と呼ばれる裾のサイドに取り付けられたマチは、着用時に生地が裂けないように補強する役割があります。補強という機能性だけでなく、デザインの一つとしても「ガゼット」を取り入れました。また、全体の印象に大きな役割を果たすボタンについても、 天然の貝釦を使用しています。貝釦にはいくつか種類がありますが、白蝶貝のものを採用。天然の貝釦は原貝から形をくりぬき、成形、加工とたくさんの工程を有しますが、それは真珠と同様の加工方法を施していく芸術品でもあります。
シャツの内側の始末にも気を遣っています。脇の縫い目を裏から見ていただくと、縫い代が見えず袋状に内側に縫い込まれ、フラットに仕上がっていることがわかります。これは巻き伏せ本縫いという高度な技術です。また、縫い幅を細くすることでシルエットがすっきり仕上がり裏の縫い代が肌にあたってゴロつくことがなく、着心地がよくなります。袖の付け方は、腕の動きがスムーズになるようジャケットと同じように前振り袖を採用しています。腕の可動域が広がるように、袖下と脇の縫い合わせの工程を分けています。立体的でとても着やすい仕様ではありますが、縫製となると誰もが簡単に縫えるものではありません。工場の職人の中でも数名しかこの方法で縫えませんし縫製時間もかかりますが、すべては着心地を最優先にするためのこだわりです。
今回のVol.04<27-04>はこれまでの販売方法とは異なり、生地の生産の関係で70枚分限定でのご用意となります。日本は勿論、スイスにもこの生地はこれ以上残っていないためです。その原因の一つとして、最良の綿花を使っているのにもかかわらずシルキーな高番手生地を好まない私たちのような非合理的なオーダーが世界中で減っているからだと思われます。解りやすさや多数の共感が求められる時代の中で、唯一性を持ったこのような生地が今後も生産され続けることを私たちは願っています。(良質な生地を前提とした上で)生地の選択は一つでも多い方が豊かだと思いますし、一度忘れ去られることによって失うものの大きさと意味は、計り知れないのではないでしょうか。『27』は希少性の高いものを残すプロジェクトではありませんが、良質なものは積極的に未来に繋いでいきたいと思っています。またと無いこの機会に是非、最高の「白いシャツ」をお選びになってみてください。
27のベーシックを提案するプロジェクト”27” Vol.04
https://readyfor.jp/projects/72141
会期: 2022年2月19日(土)〜 3月5日(土)13:00ー19:00(月曜定休)
場所: Roll 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-12 セントラルコーポラス 105号室
TEL: 080-4339-4949(受付13:00-19:00)
Rollでは、写真家・赤木楠平の写真展を開催します。“Good news only _ Junk”と題した本展では、2020年から21年にかけて精力的に制作を続けていた絵画作品を、自身のアーティスト・ドキュメンタリーとして撮影した新作の写真を展示、販売します。また、絵画作品の中から厳選し展示します。彼と出会って8年が経ちますが、何にも捉われないその姿勢と多角的な感性で常に変化し続けるその表現は、いつも鑑賞者を楽しませ想像力を豊かにしてくれます。赤木楠平の最新展にどうぞご期待ください。
『Documentary! & Good news only!』 - Nampei Akaki
プロフィール
赤木楠平(あかき・なんぺい)/ 写真家
最後のアナログ世代として2000年に日本大学芸術学部写真学科卒業後、渡英。帰国後に写真家として活動を始める。“写真”をテーマに、キテレツ爽展開なドライブを追従。2013年、ポーランドが拠点の写真家集団「Czulosc」(感度)に、初の外国人メンバーとして参加。写真という枠組みに捕われることなく、FRESHMOVEな活動を展開している。現在、自身の最新のテーマである“FRIENDSHIP”を追っている。
https://nampei.tumblr.com
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Roll
〒160-0824
東京都新宿区揚場町2-12
セントラルコーポラス 105号室
(飯田橋駅から徒歩3分)
#105, Central Corporate house,
2-12, Ageba-cho, Shinjuku-ku,
Tokyo 162-0824 Japan
Tel. 080 4339 4949
Mail. info@yf-vg.com
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会期 : 2022年2月11日(金・祝)〜 3月27日(日)
会場 : 下関市立美術館(山口県下関市長府黒門東町1-1)
開館時間 : 午前9時30分−午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 : 月曜日(*3月21日(月・祝)は開館)
観覧料 : 一般/1,200円(960円)_ 大学生/960円(760円)
*( )内は20名以上の団体料金
*18歳以下、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学の生徒は無料。
*下関市内在住の65歳以上は半額。
主催者 : 下関市立美術館/毎日新聞社/tysテレビ山口
ゲスト・キュレーター : 藤木洋介(Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.)
助成 : 芸術文化振興基金
協賛 : やまぐち文化プログラム/山口県立下関南高等学校翠ヶ丘同窓会
協力 : 九州産業大学 芸術学部/(株)写真弘社/山口県立下関南高等学校/山口県立下関南高等学校S61同期会
開催概要
写真家・野村佐紀子の特別展を開催します。野村佐紀子は、下関市生まれの写真家です。九州産業大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家・荒木経惟に師事。93 年以降30 年近くにわたり、写真集や展覧会での作品発表を続けてきました。彼女の代名詞とも言えるのが学生時代から撮り続けている男性ヌード。緊張感と親密さが混在する作品が、国内外で高い評価を受けてきました。ふるさと下関で初の本格的な個展となる本展「海」は、初期から現在にいたる約150点の作品で、写真家・野村佐紀子の世界をご紹介していきます。
野村佐紀子(のむら・さきこ)/ 写真家
1967 年山口県下関市生まれ。九州産業大学芸術学部写真学科卒業。91年より荒木経惟に師事。主に男性の裸体を中心とした湿度のある独特な作品世界を探究し続ける。93年より東京を中心に国内外で精力的に個展、グループ展をおこなう。主な写真集に「裸ノ時間」(平凡社)、「闇の音」 (山口県立美術館)、「黒猫」(Taka Ishii Gallery)、「夜間飛行」(リトルモア) 、「NUDE/ A ROOM/ FLOWERS」(MATCH and company)、「TAMANO」(libroarte)、「愛について」(ASAMI OKADA PUBLISHING)、「春の運命」(AKIO NAGASAWA PUBLISHING)などがある。
http://sakikonomura.com
アーティスト・トーク
長年追い続けるテーマ、ふるさと下関に寄せる想いとは――。
写真家・野村佐紀子を突き動かすものに迫ります。
日時 : 2022年2月11日(金・祝)午後1時30分〜(約1時間30分)
会場 : 下関市立美術館 講堂
出演 : 野村佐紀子(写真家)、藤木洋介(本展 ゲスト・キュレーター)
料金 : 無料(ただし、当日の特別展観覧受付が必要です)
定員 : 30名(先着順・要事前申込)
*定員に達したため、受付を終了しました。
田中慎弥 × 野村佐紀子 対談イベント
芥川賞作家・田中慎弥を迎えての対談。
共に下関に生まれ育ち、現在は制作の拠点を東京におく二人が、
互いの創作について縦横無尽に語ります。
日時 : 2022年3月5日(土)午後6時00分〜(約1時間30分)
会場 : 下関市立美術館 光庭
出演 : 野村佐紀子(写真家)、田中慎弥(小説家)
料金 : 5,000円(特別展観覧券+図録一冊付き)
定員 : 40名(抽選・2月18日(必着)までに要申込)
講演会「野村佐紀子の写真について」
日時 : 2022年3月13日(日)午後1時30分〜(約1時間30分)
会場 : 下関市立美術館 講堂
出演 : 河野通孝(山口県立美術館 副館長兼学芸課長)
料金 : 無料(ただし、当日の特別展観覧受付が必要です)
定員 : 30名(先着順・要事前申込)
*各イベントのお申し込みは、下関市立美術館にお問い合わせください。
アクセス:
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/access.html
お問合せ: 下関市立美術館 083-245-4131
会期 : 2022年2月11日(金・祝)〜 3月27日(日)
会場 : 下関市立美術館(山口県下関市長府黒門東町1-1)
開館時間 : 午前9時30分−午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 : 月曜日(*3月21日(月・祝)は開館)
観覧料 : 一般/1,200円(960円)_ 大学生/960円(760円)
*( )内は20名以上の団体料金
*18歳以下、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学の生徒は無料。
*下関市内在住の65歳以上は半額。
主催者 : 下関市立美術館/毎日新聞社/tysテレビ山口
ゲスト・キュレーター : 藤木洋介(Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.)
助成 : 芸術文化振興基金
協賛 : やまぐち文化プログラム/山口県立下関南高等学校翠ヶ丘同窓会
協力 : 九州産業大学 芸術学部/(株)写真弘社/山口県立下関南高等学校/山口県立下関南高等学校S61同期会
開催概要
写真家・野村佐紀子の特別展を開催します。野村佐紀子は、下関市生まれの写真家です。九州産業大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家・荒木経惟に師事。93 年以降30 年近くにわたり、写真集や展覧会での作品発表を続けてきました。彼女の代名詞とも言えるのが学生時代から撮り続けている男性ヌード。緊張感と親密さが混在する作品が、国内外で高い評価を受けてきました。ふるさと下関で初の本格的な個展となる本展「海」は、初期から現在にいたる約150点の作品で、写真家・野村佐紀子の世界をご紹介していきます。
野村佐紀子(のむら・さきこ)/ 写真家
1967 年山口県下関市生まれ。九州産業大学芸術学部写真学科卒業。91年より荒木経惟に師事。主に男性の裸体を中心とした湿度のある独特な作品世界を探究し続ける。93年より東京を中心に国内外で精力的に個展、グループ展をおこなう。主な写真集に「裸ノ時間」(平凡社)、「闇の音」 (山口県立美術館)、「黒猫」(Taka Ishii Gallery)、「夜間飛行」(リトルモア) 、「NUDE/ A ROOM/ FLOWERS」(MATCH and company)、「TAMANO」(libroarte)、「愛について」(ASAMI OKADA PUBLISHING)、「春の運命」(AKIO NAGASAWA PUBLISHING)などがある。
http://sakikonomura.com
アーティスト・トーク
長年追い続けるテーマ、ふるさと下関に寄せる想いとは――。
写真家・野村佐紀子を突き動かすものに迫ります。
日時 : 2022年2月11日(金・祝)午後1時30分〜(約1時間30分)
会場 : 下関市立美術館 講堂
出演 : 野村佐紀子(写真家)、藤木洋介(本展 ゲスト・キュレーター)
料金 : 無料(ただし、当日の特別展観覧受付が必要です)
定員 : 30名(先着順・要事前申込)
*定員に達したため、受付を終了しました。
田中慎弥 × 野村佐紀子 対談イベント
芥川賞作家・田中慎弥を迎えての対談。
共に下関に生まれ育ち、現在は制作の拠点を東京におく二人が、
互いの創作について縦横無尽に語ります。
日時 : 2022年3月5日(土)午後6時00分〜(約1時間30分)
会場 : 下関市立美術館 光庭
出演 : 野村佐紀子(写真家)、田中慎弥(小説家)
料金 : 5,000円(特別展観覧券+図録一冊付き)
定員 : 40名(抽選・2月18日(必着)までに要申込)
講演会「野村佐紀子の写真について」
日時 : 2022年3月13日(日)午後1時30分〜(約1時間30分)
会場 : 下関市立美術館 講堂
出演 : 河野通孝(山口県立美術館 副館長兼学芸課長)
料金 : 無料(ただし、当日の特別展観覧受付が必要です)
定員 : 30名(先着順・要事前申込)
*各イベントのお申し込みは、下関市立美術館にお問い合わせください。
アクセス:
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/access.html
お問合せ: 下関市立美術館 083-245-4131
Bed ‘n’ Roll
Rollで展覧会を開催するアーティストとベッドの中で言葉を回す ”ベッド&ロール”。
キュレーターの藤木洋介がアーティストの他に様々なゲストをお招きし、
アートについて、お金について、未来について、多角的な話を展開していきます。
“Bed ‘n’ Roll”の記念すべき第一回目のトークは、
現在、Rollで開催中の 十一 展覧会 「象になった夢を見た。」について、
アーティストの十一と、デザイナーの吉田ナオヤとの鼎談となります。
Bed ‘n’ Roll Vol.01 / 全編
https://youtu.be/KjpkHKHwr5U
<プロフィール>
十一 | Too Hajimu
日本画家。ノンジャンルな日本画の手法を駆使する孤高の画家。
http://toohajimu.com/
吉田ナオヤ | Naoya Yoshida
グラフィックデザイナー、アートディレクター。新潟県生まれ。東京在住。
中央大学商学部(マーケティング専攻)卒業後、デザインプロダクション数社を経て、
2013年に独立。2019年、株式会社ヒバを設立。不ラフィックデザイナーとして活動
する他、アーティストとしても活動している。
https://www.hiba.jp
藤木洋介 | Yosuke Fujiki
1978年、広島市生まれ。<Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.>代表。
キュレーターとして国内外の美術館やギャラリー等、様々なジャンルの
アーティストの展覧会企画を行う傍ら、地震が運営するアートギャラリー
“Roll”にて年間12〜15の企画展を開催している。
https://yf-vg.com
十一 展覧会 「象になった夢を見た。」
2022.01.14 fri – 02.05 sat 13:00-19:00 / Closed on Mondays.